第6話 第六夜 『魂の宝石』
意識朦朧とし
あと数分で命が
尽きようとしている
もし・・・
最後の・・・
願いが・・・叶うならば
どうしても伝えたい相手がいる・・
「謝りたい・・
ごめんなさい・・と
心と心が通わず・・
魂の宝石にヒビが入ったまま
死を迎える事になるならば
私は後悔の念に
苛まれてしまう
死んでも。死にきれない・・
しかし現実に再会が
叶わなくても・・
私は魂の底から叫びたい!
『どうか私を
許して下さい!!!』
・・・・・・・
・・・・・・・
魂の叫びが天に
届いた瞬間!
私の魂は
天使が舞い降りたように
心がとても軽やかになった
もう思い残す事はない・・
ありがとう
ありがとう
大切な存在!
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