笑って、呼んで

ささめ

2025年、秋


人生において、



あの時こうすれば、あぁすれば良かった

なんて。


思うことは多々あれど。



どんなに泣き喚いたところで、

どこぞの物語のように時が巻きもどったり、とか。


現実には起こってはくれない。


そんなことは百も万も承知している。



それでも今の私は、

過去のあの人の事が堪らなく恋しくて。

共に過ごした時間が愛おしくて。


ただ、後悔とともに泣いて眠る日々を過ごす。




だからせめて、誰にも話せなかった彼の話をしよう。



出会い系アプリで、なんて。


この時代、さして珍しくもない出会いであっても。


当時、周りに話せていたのなら。

もし今の世間であったなら。


あぁはならなかった、なんて少し悔しい気持ちも含ませて。



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