第12話

間違は自分の部屋に戻ると、早速震える手で鞄🧳🧳を開けて宝くじを取り出した。

そして(151回F市自治振興宝くじ)という

欄を新聞紙🗞🗞を広げて探し、番号を照らし合わせた。

結果は七等、300円。

間違は泣いた。

夢。

一等10億円。

プール付きの豪邸が頭の中で音を立てて

崩れて行った。

間違は新聞紙🗞を畳むと、隠してあった

飲み慣れない🍶をしこたま飲んだ。


どのくらい眠ったのだろう?気がつくと

朝の4時だった。

頭が痛い。

間違は水を飲むために台所に行った。

ハルがいた。












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