作品名：郭公落つる

作者名：武州人也

性癖：おねショタ子作り

性癖：佳人薄命

性癖：美少年の三つ編み

作品ＵＲＬ：https://kakuyomu.jp/works/1177354055223047961

　もう直ぐ籍を入れる相手の弟と関係を持ってしまっている女性の話。

(※現在の作品はカクヨムに公開停止をされた後の改訂版です)

　いきなり子を産んで欲しいという言葉から始まるおねショタ物で、既に何度か事を成している後なのが『おねショタ子作り』という性癖の導入として素晴らしいですね。既にいけない関係になっていながら『子作り』という最期の一線だけは守っていたのに、その一線を越えたいとショタが懇願してくる。しかも自分は近いうちに死ぬからという理由で。

　そんな事を言わなくても近いうちに一線を越えていたんでしょうが、ショタからの真剣な懇願に姉側が折れるのが伝統的なおねショタ物(異説あります)としての様式美を醸し出してくれますね。

　又、ショタには珍しい長いサイドの三つ編みというのが余り運動をしないタイプというのが分かり、そこが『佳人薄命』という性癖にも繋がります。流れる様な性癖のコンボは性癖紹介を見て作品を読みにきた人にとって大変嬉しい事で、望んだ物が読めるというのはそれだけで需要があります。

　性癖小説の書き手としてレベルが高く、作者の作品にしては珍しい性癖でしたが姉側の内心の描写が見事な作品でした。

　途中で出てきたサメ映画はに関しては無くてもいいのではと思ったのですが、他の作品がサメですし性癖が抑えきれなかったという事なのでしょう。性癖小説にはよくある事です。