第194話 2020年の二月? (24)

 と、言うか? したのだ!


 だって? 山田瞬の台詞が終われば? 直ぐに二重焼き屋のお兄さんが、自身の口を開いて。


「そりゃ~、ないよ~。山田君~。俺ら一般市民よりも~? 彼等や彼女達の方が~。世界情勢を知り。情報を掴んでいないと可笑しいでしょ~? 彼等や彼女達は~。それで~。国から沢山の給料を貰って生活をしている者達だから~。それに~? 今の総理大臣だって~。SNSのサイトよく観覧していると言っていたのをテレビのニュースか何かで、俺は見たことがあるよ~。それに~? 妙にSNSのサイトで色々なことを投稿している大臣もいるからね~。『謎のウイルス』のことは知らないことはないと、俺は思うよ~」と。


 二重焼き屋のお兄さんは? 相変わらず山田瞬へと嘲笑いをしながら告げてくる。


 でッ、告げ終えれば彼は直ぐに? 大島のオジサンへと視線を変えて──!


「ねぇ~? 大島さん~?」


 と、同意を求めるのだよ。


「う~ん、確かに? 二重焼き屋さんの言う通りだよね~。あの人達は? 僕達のような一般市民よりも情報を得てないと可笑し……。知らないならば? あの人達は? 政治家と言う職業を辞めた方がいい~。何の役にも立たない人達だから~。税金の無駄遣いになるからね~」と。


 大島のオジサンは? 山田瞬や二重焼き屋のお兄さん……だけではないか?

 坪田御老体親子へも告げる。



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