第65話 2020年の初売り(2)
だから冬の朝で、未だ辺りが薄暗くても、何の違和感もなく作業もできるし。今のように牡蠣が旬な時期ならば~。
朝も早い六時ぐらいでも、数は少ないがお客さま達も、五味の市の駐車場スペース内や店内をウロウロと歩き、何か良い物はないか? と、探索をされているので。筆者は尚更朝が早いから防犯的には良くないのでは~? と、違和感を覚えたことが一度もないくらい。
冬の味覚の牡蠣が始まれば、岡山県備前市日生町にある五味の市周辺は、朝早くから慌ただしいのだ。
まあ、そんな様子の五味の市の店頭──。自身がいつも販売をおこなうブースの店先に愛車であるスクラムを停止した山田瞬なのだが?
先程我らが見ていた通りで、スクラムの扉を開け──!
そして『ガン~!』と、扉を閉めると──!
「おはよう~。ございます~」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます