子どもの立ち直りは早いです。
昨日は暗ーい感じのエッセイで申し訳ありませんでした。
一昨日の夜、下の娘(7)のピアノの先生がお亡くなりになったとの訃報が入りまして、彼女は号泣でした。もうずっと寝るまで。
その先生とお付き合いは数か月程度だったんですけど、彼女の中では大好きランキング上位に入っていたみたいです。十二月に一度レッスンを受けた際、検査入院をするので再開は年明けからというメモをいただいていたんです。ところが年末に先生からメールが。
「体調が思わしくなく、今後も教室を続けていくことが難しい状況なので、別の先生をご紹介いたしたいのですが——」という文言。娘は乗り気ではなかったですが、先生のおかげでピアノを好きになってきたところだったので、先生を替えて年明けからピアノを続けることにしていた矢先でした。
年末、年賀状制作の際も担任の先生とその先生に年賀状を制作して送付していた彼女。ショックだったんだと思います。義母からは「まだ幼いんだから、別に伝えなくてもよかったんじゃないかしら」と言われましたが、私は大事なことだと思っていますので伝えました。
死は年齢には関係ないのです。長女は曾祖母の死しか経験がありませんが、二女は曾祖母の死、同級生のお父さんの死、そしてピアノの先生の死と体験しているところです。前者の場合は、まだ幼稚園レベルだったので実感がなかったようですが、今回は、きちんと現実を受け止めてくれたようです。
ただ、子どもは立ち直りも早い。昨日の夜からは「新しい先生のところで習うから」とピアノの練習を再開してくれて、ほっとしております。
私はこの先生と一度しかお会いしたことがありませんでしたが、水森亜土ちゃん(古い! 平成生まれは知らないか?)みたいに可愛らしい先生で、いつも娘のことを褒めてくれました。最後のレッスンはいつもの倍の一時間行ってくださって、「もう少し、出来るようにしてあげてから入院したかったんですけど」と義母に言ったそうです。
私は高校三年生までピアノをやっていました。中学生まで習っていた先生は、厳しい女性の先生で、毎週、手を叩かれました。「何してたの?」「あんたなんか上手くならないよ」。高校で音楽部に合格が決まった時も「あんたなんか行ったって、しょうがないでしょう? へたくそなんだから」と言われたのを今でも思い出します。私はそんな中でピアノをやってきたので、娘が心から音楽が好きになれるようにしてくれた先生に感謝しかありません。
あ~あ。湿っぽい話にお付き合いいただきましてありがとうございます。私のほうが参っていたのかも。娘の笑顔を見ていたら少し気持ちも晴れてきました。
カクコン中なのにね。気持ちズドーンですよ。本当に。途中になっていたみなさまのお話をぼちぼち読みに伺います。コメントにもお返事いたしました。
ささ、元気を出して後半戦も頑張りまーす。本編では、ひねくれものの性悪関口の雄姿が見られますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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