第一曲~第五曲までについて



 メリークリスマス! ですね。巷では。我が地域ではそれどころではなくなってきました。COVID-19が猛威を奮っております。国のクラスター班が入り、騒然とした雰囲気です。年末年始は帰省控えのお達しも出たので、今年は自宅で娘二人と缶詰になる予感ですね。


 さて、昨日はクリスマス。娘たちはGoogleサンタ追跡システムに釘付け。

「すっげ! こんな超高速で配るの? 嘘でしょうー!」と昨年も同じコメントをしていたのに、今年も同様のコメントをして驚いておりました。


 さて、今回カクコン応募作品である「地方公務員になってみたら、配属されたのは流刑地と呼ばれる音楽ホールでした」では章ごとにクラシック曲をあてがっております。物語に直接出てくるものもあれば、その章の雰囲気に合わせた選曲にしているところです。作品と併せて聞いていただけるとなお、お楽しみいただけるのではないかと思っております。


 第一曲は、一応の主人公あお星音堂せいおんどうに配属され、不安の中のスタート、そして希望を持って頑張ろうという気持ちになる部分をエルガー作曲 交響曲第一番をチョイスしました。エルガー先生はイギリスでは国民的作曲家。交響曲第一番は若い雰囲気が漂っているけど、エルガー先生お得意のリズムも含まれて未来へ続く希望の光のような曲だと思っています。


 第二曲は、ペルゴレージ作曲のスタバ―トマーテル。聖母の嘆きを表現しているこの曲は、蒼の母親をイメージしてチョイスしました。この曲、高校時代アルトパートを歌う機会があり知りました。あの全曲通した暗い感じ。もう嘆きに満ち満ちている雰囲気が大好きです。


 第三曲は、アル中で有名なムソルグスキーの蚤のうた。星音堂名物の親父三人組の飲み会にはちょうどよいのではないかということでのチョイス。


 第四曲は、シュッツ先生のダビデの詩篇集。シュッツは合唱界では有名人なのに、もうかれこれ20年以上も合唱やっているのに、まだ歌ったことがないんですよね。一度は歌いたいシュッツ先生。この章では星野視点としており、苦悩を抱えている音楽家たちの顔を見ていただきたいなと思って書きました。


 そして第五曲。グジーのオルガンのための10の小品トッカータ。この曲は先日、演奏会でまさに生で聞いたばかり。もう圧巻。ぜひこの曲を使いたいということで以前書いたホラー話とくっつけてみたんですけど。ちょっとね悩んでおります。現代ドラマで書いていたところに、いきなりのホラーで非日常的な雰囲気。しかもクリスマス時期に真夏のホラーって笑

 本当にごめんなさいです。計算まったく合わずじまい。しかもね、図書館に行く暇がなくてジグーのページあっさりなんですよ。ごめん。後で書き足します。まだ調べ切れていないという。見切り発車。


 第五曲は非日常展開ですが、私の小説では珍しい女子キャラ登場で関口がヤキモキします笑 さて、どうなることやらですが、どうぞよろしくお願いいたします。


本編はこちら▽

「地方公務員になってみたら、配属されたのは流刑地と呼ばれる音楽ホールでした。」

https://kakuyomu.jp/works/1177354055009322552



 

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