二十歳の童貞《チェリー》ボーイは、やりたい放題の魔法使い✨😆🎶✨【ラブトリガー】💕⚡✨🔫✨✨愛の魔法で幼馴染みの巨乳✨美少女をゲット✨😆🎶✨

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

第1話 幼馴染みの美少女とやりたい放題😆🎶✨

 西暦202X年、世界は激変した。





 新型感染症コ○ナの所為で世界中が混乱し対応に追われた。



 特に日本は多大な影響を受け、深刻な事態に直面した。


 急激な【出生率】の低下だ。



 このまま、出生率が下がり続けると憂慮すべき事態だ。



 

 早急に対策を打たないと、致命傷になりかねない。


 

 そこで、突如、登場したのが魔法のアイテム【ラブ✨トリガー】✨🔫だ。

 

 どんな美少女でも【ラブトリガー】を撃ち込めばらしい。

 




 果たして魔法の【ラブ✨トリガー】💕✨🔫が瀕死の日本を救うのか。

 

 





 ※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆

 





 

 僕の名前は、保志ほしヒカル。




 普通の都内の大学に通う学生だ。



 

 今日は、僕の二十歳の誕生日バースデー

 


 しかし取り立てて、めでたくもない。



 新型感染症コ○ナの所為で、今夜の誕生日パーティも取り止めになった。




 この一年、コ○ナにより極端に異性との出会いが減った。



 もちろんコ○ナの所為だけではないが、今年も彼女が出来なかった。



 この歳になるまで、彼女なし。

 当然、素人童貞だ。

 


 



 ◇◇◇◇◇





 駅から帰る途中、僕はコンビニに寄った。


 取り敢えず、自分への御褒美として好きなお菓子を買った。


 

 チョコレート類の甘いお菓子からポテチなどショッパイ菓子まで、今日は誕生日なので大盤振る舞いだ。


 両親は放任主義なので、金だけ送金してあとは知らん顔。



 今日の誕生日もひとり寂しくケーキを食べてお仕舞いだ。



 沈みがちに買い物をしていると突然、背後から女性に声を掛けられた。




「あッ❗ ポチィ~😆🎶✨」

 


「え……」振り向くと美少女が手を振り駆け寄ってきた。



「ポチ❗ どうしたァ❓ 元気ないじゃん」

 美少女は満面の笑みを浮かべ、いきなりれしく肩を組んできた。



 まるで背後から後頭部にラリアットをするような勢いだ。



 突如、柔らかな胸の膨らみが僕の腕に押しつけられた。



「い、痛ッてェ……😣💦💦 なんだよ」

 思わず後頭部を押さえ相手の顔を見ると、幼馴染みの西野ヒカリだった。



 家が近所なので駅前のこのあたりで、しょっちゅう顔を合わせる。



 香水でもつけているのか。ピーチのように甘い香りが僕の鼻孔をくすぐった。


 僕の初恋の美少女だ。



 相変わらずヒカリは、大きな瞳をクリッとさせ可愛らしい顔をしている。

 


 少し茶色く染めた長い髪をポニーテールに纏めていた。


 僕の大好きなヘアースタイルだ。

 小顔のヒカリには良く似合っている。


 小学生の頃から、全然イメージが変わらない。

 大きく変わったのはオッパイくらいだ。



 童顔のクセにヤケに巨乳だ。その柔らかなオッパイが僕の二の腕に押しつけられた。



 思わずドキッとしてしまう。



「なんだ。リーかァ~😳💦💦」

 僕は軽く会釈した。かすかに頬が火照ほてって真っ赤になってしまった。



 僕がヒカルと言う名前で、彼女がヒカリだ。


 紛らわしいので小さいときから彼女の事を『リー』と呼んでいた。




「あァ~😆🎶✨ 何よ。リーかッてェ…❓

 私じゃ不満なの。ポチィー」

 出し抜けに僕の首に腕を絡め、ヘッドロックをしてきた。



「ちょッ、ちょっと痛いよォ~。

 それから僕はポチじゃねぇ~しィ。

 保志ほしヒカルだってェ」

 もちろんヒカリも悪戯イタズラでプロレス技を仕掛けているので、それほど痛いワケではない。



 それよりも子供じゃないので、コンビニの店内でヘッドロックをされる方が恥ずかしい。



「……😒💦💦」

 まばらな客や店員らは見て見ぬ振りをしていた。


 僕らみたいなには、あまり関わり合いになりたくないのだろう。



「どう、ポチィ~😆🎶✨ このままドラゴンスリーパーへいっちゃうゥ❗❗」

 今どき、ドラゴンスリーパーなど新日のレスラーでさえ使わないレアなめ技だ。



 ヒカリの父親が昭和プロレスの大ファンなので武藤敬司ら三銃士のDVDを見て覚えたそうだ。

 ちなみにドラゴンとは藤波辰巳の事だ。



「や、止めてくれよ。恥ずかしいから」

 症二病真っ盛りか。



 人前でドラゴンスリーパーなんて、とても二十歳の大人がやるような行為ではない。



「ふゥ……」

 気が済んだのか、ようやく解放された。



「じゃ、次は何の技を掛けられたい❓」

 ヒカリは手をパシパシと叩きながらたのしげに微笑んだ。

 


「な、この歳でプロレス技なんか、掛けられたくねぇ~よ! 症二病かァ~」

 


「だって、元気ないからさァ~……。一発、景気づけにドラゴン スープレックスでもいっちゃうゥ」

 バックに回り、腕を絡ませ首をめようとした。



「いくか。どんな景気づけだよ❗❗

 コンビニの店内でスープレックスなんてやるな❗❗

 頭から床に落とされたら脳天がカチ割れるぞ❗❗」

 マットの上だってドラゴンスープレックスは受け身が取れない危険な技なのに……。

 


「良いじゃん。じゃ、一発、ドラゴン スクリューいっちゃうゥ……」

 今度は足を取ってきた。



「バカなのか❗❗ どれだけドラゴン殺法をかける気だよ❗❗ 武藤か❗ 藤波か!

 昭和のレトロなレスラーか❗❗」

 とっさにガードした。コンビニでドラゴンスクリューなどされたら堪らない。



「じゃ、ポチィ~。一発、魔法見せてよ。

 魔法さァ~❗❗」

 バシバシと背中を叩いてきた。


「はァ~…、痛いよォ。だから、症二病か。

 どこのラノベだよ。魔法なんか使えるか」



「だって、ポチは二十歳の童貞だろ😆🎶✨」



「な、なァにィ~…😲💦💦💦」

 そんな恥ずかしい個人情報を大声で話すな。


「……😅💦💦」一斉に、店内の客たちが僕の顔を見た。

 心なしか、バカにして笑っているようだ。



「ン……😳💦💦」

 恥ずかしくて穴があれば入りたい気分だ。



「ほら、二十歳の童貞は使になれるんだろ😆🎶✨」

 ヒカリは、あっけらかんと笑って僕の事をけなした。




「なれるか❗ どこの【都市伝説】だよ」

 セッ○スを体験せずに二十歳を迎えると、魔法使いになると言うのは【都市伝説】だ。



 実際、魔法使いになった童貞ボーイなど会ったためしがない。

 



「良いから早くゥ✨😆🎶✨ お姉様に魔法を見せて、ご覧🎶✨ ポチィ~🎶✨」



「あのなぁ、どこにお姉様なんて居るんだ」

 キョロキョロ周辺を探す振りをした。



「ここ❗ ここ❗❗」

 ヒカリはニコニコして自分で指を差した。



「バカ言えェ……」

 ヒカリは、症二病真っ盛りの美少女だろうが……。

 とても二十歳の女子大学生には見えない。



「そう言えば、さァ~…、ポチの誕生日だろ😆🎶✨ 今日きょうは❗❗」

 サッと、ヒカリは腕を組んできた。

 二の腕に柔らかなオッパイが押しつけられた。



「え、まァ~…、そうだけどォ……😳💦💦💦

 良く覚えてたな」

 どうせ、忘れていたと思ったが。



「そうか。誰も祝ってくれないから元気なくんだァ~…😆🎶✨」

 キズつくような事をズケズケ言ってくる。



「え、いや、まァ」

 悔しいが彼女の言う通りだ。



「祝ってくれる彼女も居ないからなァ~

 ポチにはァ 😔」

 しみじみと呟いた。


「ほっとけよォ~…」

 お前だって、彼氏が居るのか。と言いたいが、グッとこらえた。


 美少女のヒカリならモテるので幾らでも彼氏が調達出来るだろう。


 

「ねぇ、【ラブトリガー】は送ってきたァ❓

 見せてよ。ポチィ~❗❗

 今度ォ、私にもォ😆🎶✨」



「え、ラブトリガーッてェ❓ なんだよ。

 それは」

 

「え、何、マジで知らないのォ~? ポチ❗

 【ラブトリガー】を❗❗」

 大袈裟に驚いてみせた。


「そりゃァ~…、ラブトリガーッて言葉は、知ってるけど」

 


「草食系童貞ボーイには政府か、どこからかラブトリガーが送られてきて、お気に入りの彼女に撃つと、ラブラブになるらしいよォ~~😆🎶✨」

 ポンポンと僕のお尻を叩いた。

 


「あのなァ~…、そんなの眉ツバに決まってるだろォ~」

 政府が税金を使って、わざわざ童貞ボーイにラブトリガーなんて送るはずはない。

 


「憧れの美少女とラブラブになれる童貞ボーイ垂涎すいぜんのアイテムなんだってェ😆🎶✨」



「どこのフェイクニュースだよ❗❗

 それこそ【都市伝説】だろォ~~」

 最近になって、一部のネットでは盛り上がっているようだが……。




 どこかのAVメーカーで『ラブトリガー』の事をやって話題になっていた。


 人気芸人がラジオで、『ラブトリガー』の事を話題にして一気に拡散したと言われる。




 ドラマは、いたってシンプルだ。




 二十歳になるまで、彼女のいない童貞ボーイの元に『ラブトリガー』が送られてきて、憧れの美女を撃つと、彼女がメロメロになり合体ジョイントすると言うラブコメだ。

 


 人気セクシークイーンの姫乃樹アリス主演で次回作の制作が進められているらしい。




「ねぇ、ケーキは有るの❓」

 いきなりヒカリが話題を変えグイグイ迫ってきた。


 また柔らかなオッパイが僕の腕に押しつけられた。



「ン~、ケーキなら買ってあるけど」

 なるべく意識していないように素っ気なく応えた。



 一応、形だけのバースデーケーキが用意してあった。



「じゃ、勿体ないから私が食べに行ってやるよ。ポチ❗ 感謝しろよォ😆🎶✨」

 ケラケラ笑って、また僕のお尻をポンポンと叩いた。



「どんな感謝の押し売りだよ……」

 まったく……。




 だが、美少女のヒカリに誕生日を祝って貰うのは悪くはない。




 どうせ帰っても、ひとりの寂しいバースデーだ。


 






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆


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