第137話 顔の怪我は・・・何科で診察してもらうのが正解なのか?

 近況にも書いたのですが、ケガをしました。


 夜中に転んで、顔をぶつけてしまい結構大きな傷。鼻の外側です。

 そして次の日。


 さて、こういう場合は何科の病院で見てもらうのが正解なのでしょうか?


 ちなみに、かかりつけの医者は内科なので違うでしょう。


 ふつうに考えれば、外科です。

 だが、”外科”という看板を付けた病院は近くにはなかったのです。

 整形外科ならあります。


 ということで、近所の整形外科に行きました。

「すみません、初めてなんですが」

 ちなみに傷はマスクで隠れています。

「はい、では保険証をお願いします。どうされましたか?」

「昨日の夜、転んでけがをしてしまったので見てもらいたいんです」

 そう言って、マスクをずらして傷を見せました。


 すると・・・まさかです。


「あぁ・・顔の傷は見れないんですよね。そうですね・・・耳鼻科に行ってください」


 え?耳鼻科?

 鼻の中なら耳鼻科と思っていたのですが、本当でしょうか?


「はぁ・・わかりました」


 整形外科を出た私は、スマホで耳鼻科を検索しました。

 歩いてすぐのところにあります。


 その耳鼻科に行って、受付で状況を説明しました。


「昨夜転んで…(中略)…整形外科に行ったら、耳鼻科に行くように言われたんですが」

「ちょっと待ってください」


 奥に行って、医者と相談したらしい。戻ってきて言いました。

「見ていただけるようなので、少しお待ちください」


 診察室に案内された私。医者に言われて、傷を見せる。

「ううむ・・・・」

 なんか困った顔をしている。

 そうだよね、これは耳鼻科じゃないと私も思うよ。

「まぁ、まずはレントゲンを撮ってみましょう」


 レントゲン2枚とってくれました。

 結果は・・・骨に異常はなさそう。鼻の骨も折れていなかったようでした。(折れてると思ってた)


「じゃあ、この軟膏を出しておきますね。抗生物質なので化膿を防いでくれます」


 ちゃんと見てもらえたらしい。

 でも、ほんとに耳鼻科であっていたんでしょうか?


 そして、今日。

 目の上が、さらに腫れてきたので別な病院に行って見ようと考えました。

 できれば傷が目立たないようになるといいと思い・・・


 形成外科を探してみました。すると、日曜にもやっている皮膚科・形成外科の医者がりました。車ですぐのところです。

 あらかじめ電話して状況を説明します。


 「すみません、(中略) それで、こちらでの診療でいいでしょうか?」

 「はい、大丈夫ですよ」


 日曜診療という事もあるのか、混んでいました。ようやく、診察室から呼ばれたので入りました。


「はい、ケガですか。見せてもらえますか?」

「はい、ここですが・・・」

「なるほど・・・これは結構ひどいですが、改めて縫うほどじゃないですね・・・」

「そうですか、やっぱり後に残りますよね」

「まぁ、それは仕方ないね」(仕方ないんだ)

「一応、傷はふさがっているみたいだからこのまま様子を見てください」

「目のところが腫れてきたんですが・・」

「これは、しばらくしたら消えますから大丈夫ですよ」

「はぁ・・・」


 結局、薬も出ずに終わりました。



 つくづく思ったのは、こういった場合はどの科の病院に行ったらよいかと言うことがわからないという事です。

 総合病院に行けばいいのかもしれませんが、昨今の制度ではまずはかかりつけ医にかかることになっています。紹介状がないと、診察料が高くなります。


 では、世の中の診療所で総合的に見てもらえるところは無いのでしょうか?

 特に、外科関係ですね。

 (内科関連は、結構広い範囲を見てもらえると思います)


 今もって、何科で見てもらうのが正解かわからないのです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る