第51話 猫をどれくらい好きか
45話に書いてあるメモの一部をまた紹介します。
>言語はコミュニケーション性能が低い。
>言語コミュニケーションは話す人と聞く人に偏る。
>例えば。
>猫をどれくらい好きかを言葉で表現することの難しさ。
実際に、フェイスtoフェイスだと、表情やしぐさなどのいろいろな手段で情報のやり取りをします。実際に、言葉よりも表情で伝える情報の方が多いとの研究結果もあります。
そう、言語はコミュニケーション性能がとても低いのです。
文章で、思っていることや考えていることを、そのまま伝えるのは至難の業です。
じゃあ、自分が思っていることと読む人が感じたことが同じじゃなくてもいいのでは?
むしろ、そう割り切って文章を作ってみたくなることがあります。。
まるで鏡のように、読んだ人それぞれで感じることが変わるような作品。
そんな小説が書けたら面白いんじゃないかと思います。
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