第6話 『酔っ払った・・・』の件② ミキちゃんという女の子
ミキちゃんをハッピーエンドにする。
これは、ものすごく難しかったのです。
(以下、ネタバレ含みます)
私は、小説を描くときそれぞれの人物などにいろいろな背景や設定を考えています。でも、作品中には書かないことが多いです。
ストーリーと関係ないようなことを全部書いていたらきりがないですしね。
もちろん、ミキちゃんについてはたくさんの設定があります。家庭事情や生い立ちなどを含めて。
頂いた応援のコメントに”こんなふうになってみたい”って書いていただいていました。
これは本当にありがたいコメントです。
でも、作者の私はどう思っているかと言うと。
”こんな目には絶対会いたくない”です。
考えても見てください。
行きずりで男性と一夜をともにした女性。
次の日に、夜ご飯の材料を持って自宅にやってくる・・
ちょっと表現を変えて、ホラー小説にする自信あります。
親友の美月ですら、ミキちゃんは恋多き女性と誤解しています。
次々と付き合う男性が変わる。2ヶ月も持った試しがない。
そうではないんです。
ミキちゃんの本性は、とっても乙女で純情です。
ただし・・・とっても愛が重いので、男性が耐えきれなくてすぐに逃げていってしまうんです。
こんな女の子をハッピーエンドにするのは、とても難しいんです。
相手役の男はよっぽど忍耐力があるとか・・・
そういう意味では、年下の海斗くんはまさに運命の恋人と言って間違いないのです。
しかも、海斗くんは幼馴染のせいで非常に忍耐力がありますし。
それにしても、ミキちゃんの乙女なところはもっと書いても良かったかもと思っています。
まぁ、『日本ワインに酔いしれて』で、これからも彼氏とともに登場させるのでそこで書こうかな・・
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