第14話 モンゴル人女社長
私の親友でモンゴル人の女の子がいる。自分1人で日本に来て会社を立ち上げて、現在、貿易の会社を経営しており年商は30億である。
簡潔に話せるストーリーではないので長くなるが、会社は彼女の全てだ。みんなが彼氏とデートしている間、家でゴロゴロしている間に彼女は寝ずに働いていた。稼げない間も必死に耐えて我慢して、その時を待った。
こんな凄い社長の親友がいながら仕事内容に触れた事がほぼなかった。それはそれで友人としての交友関係を上手く築けてきた理由でもあるので良かったと思っている。
だが、今の彼氏に出逢ってから経営者とはどういう人種なのか。親友に聞かないという理由などなかった。
彼女は、会社の経営について午後の1時からなんと21時まで話してくれた。今まで普通の女の子だと思っていた親友が全然違う世界に生きていた事を、この時初めて知った。それは私の随分歳上の彼氏と同じ世界の話だった。
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