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  • 10:雨の中への応援コメント

    すごく好きなお話でした。星や星焔灯の描写、狩人さんの心情や動作の描写がどれも美しく、けれど確かな暗さや重みをまとっていて、こちらの身にもより染みてくるような心地がしました。

    願われる欲望と、それをぶつけられることで出てしまう犠牲の仕組み、黄昏と夜明けを繰り返すようなサイクルの中で、ヴェネレの存在が明星のような輝きと物悲しさを放っているようにも見えました。星も月もなくなってしまった空の中で、白銀よりもっと色味の強い赤橙を放つ彼は、温かく照らしてくれるけれど孤独な気配がして、そんな雰囲気がとても好きです。

    終盤の雨と雲の描写も好きです。人の世は簡単に変わらないと暗示するような描写に加え、星への願いを一時封じてくれるかのような例えにも使われているのがとても素敵だなと。良し悪しと美醜は表裏一体だとか、どんな展開に繋がろうと優しい気持ちは傍にあることは確かなことだとか、自分が好きなものが10話の中にたくさん詰め込まれているように思いました。

    上手く言い表せない感じのまま、長々と書いてしまい申し訳ありません。素敵な作品に出会えてとても嬉しかったです。ありがとうございました!

    作者からの返信

    葉霜雁景さん、読んでいただき、ありがとうございます!きらきら輝くものと、その影にできるものを考えて書いた作品でした。
    終盤の雨のシーンは私もお気に入りです!好きと言っていただけて、とても嬉しいです。

  • 01:祝福と呪いへの応援コメント

    哲学的な事書かれてますね。
    確かに隷属している風にもみえますし、自分の力ではどうしようもないのかもしれませんが、よかったねとは言い切れないものがありますよね。
    面白いです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    光の闇の物語です。面白いとおもってもらえて嬉しいです。