第3話道化師


...放課後...




ようやく実技も終わり自宅まで徒歩で帰っている最中にとある男が話しかけてきた。






「すまないがお兄さんこの娘を知りはしないか?」


と男がポケットから写真を取り出した。






その写真の少女はナーシャにそっくりな顔立ちをしていた。




「あぁ、見覚えがある。」




「そうか。ならこの娘はどこにいる?」




「それは知らんな」






と去ろうとした時男が急に襲いかかってきた。






男はこっちを見るなりこう呟いた。






「さぁ、娘を渡してもらおうか。小僧...」




やれやれ今日は本当についていないな。




そう思いながらも男の投げナイフをかわしていく。






「本当にしつこいな」と言いながらひたすら攻撃をよけた。




そうしているうちに相手が躓つまずいた。


その瞬間を狙って男のうなじを手でトンと軽くうちこんだ。






男はそのまま、地面に倒れた。






その男をそのまま放置した状態で帰った。










...翌日...








学校に向かうと何やら大勢の生徒が群がっていた。






よくよく見るとそこには看板が立っておりその看板にはこうつづられていた。








この学園の諸君に向けて警告をする。




明日グラウンドにてお互いの命をかけたデスゲームを開始する。やりたいものはここに置いてある宝石を一つ取り、明日の午前9時にグラウンドに来い。








というメッセージと共に宝石が置かれていた。






大勢の生徒が群がっているのを見て教員が「はやく自分のクラスに行けよ。」






とその場にいたものにアナウンスを流した。










その日は何もなく過ごすことができたが一つだけどうしても気になったことがあった。






そして、日をまたぎ当日に...






運動場に向かうとすでに多くの生徒がいた。






時間はちょうど針が9時を刺そうとしていた。




ちょうどグラウンドの中央を見るとそこには怪しい仮面をつけた男がいた。






「やぁみなさん~。おはようございます~。わたくしは道化師をやっています。モアと申します~。ではさっそく始めましょう。ルールは簡単こちらで用意した殺戮魔導兵器アヌビスちゃんを破壊または先頭不能にさせることです。それでは頑張って~」




と呟いた後に大型の魔導兵器3機がグラウンドに投下された。






to be continued



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る