第38話 ちょっと相談
頭を使って疲れた、おなかが空いたーっていうと、うちの母は0キロカロリーのコーラをくれるんです。
「安っぽい愛情ね」
愛情って言うかですね、ノンシュガーの甘味料で味をつけた飲料のどこが、脳みそに優しいというのか。
「むかついてくる」
甘ければいいってもんではないんです、糖分が脳に必要なのに0キロカロリーって! もう、低血糖になりますよ。
「大したことないね、熊*大学卒も」
母には栄養のことをもっとしっかり認識してもらいたいです。
「そうよね。もっとももっとも」
怒る気力も体力もなくて、非常に疲れました。
「逆にいたわってくれる人とかはいないの?」
いませんね。
「天の声が聴こえます……あなたが大丈夫な愛情をもっと注いでください」
大丈夫ってなにそれ?
「めんどくさいだけでしょう、あなたのお母様」
かもしれない。
「愛情の欠如」
むぎー! 母のばかー;; えんえん(泣)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます