はなうた
mono黒
一
寒椿
白雪に落つ
その紅を
にじりて行かん
影なき道を
この句は、ここで掲載していた小説「龍虎の契り」の主人公
李仁が失踪してしまった恋人を思いながら読んだ句と言う設定です。いなくなった事実を踏み越えて恋人の影もみえない道を歩き続けるのかと言う思いの句です。
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