DX3rdリプレイ:黎明心声のアリアライト / プレリュード
イズミユキ
まえがき『斯くて全ては始まった』
だみ:みんな出演リプレイ多い……多くない……?(震え声)
某月某日。カクヨムで公開中のDX3rdリプレイ『In just for AI』(通称AI卓)を執筆していた我が親友だみさんが放った一言から、このリプレイは始まった。
イズミユキ:まぁ、確かに。我々の出演作品も増えてきたよねぇ。
私は『ジュブナイル』から始まって『リメンバー・ミー』まで。リプレイではないけど後日談SS『リメンバー・ユー』も含めると7作品か。
で、我らが親友mistoさんは……同じくジュブナイルの出演に始まり、『Elektrisch Flügel"自由の翼"』を書き上げて、合計で5作品だね。
そこに、今だみさんが執筆中のAI卓が加わるから、私が8作品、mistoさんが6作品に出演している事になるかな。
……あれ? ところで、だみさんの出演作品って――。
そんな私の言葉に、しょぼくれた様子でだみさんは呟く。
だみ:現時点では、GMとして執筆した『プラン>プロパティ』(通称プラプロ)だけです……。
イズミユキ:戦闘力たったの1か。ゴミめ。
いやごめん。冗談はともかく、そうかプラプロだけなのか……同ジャンル内ランキングの順位はともかく、数だけ見ると少ないね。
だみ:そうなんだよ……最近、みんな野良卓とか楽しそうだし、ちょっと寂しさ感じちゃうよね。せっかくだし、どこかで一度PLとしてリプレイに出演してみたいなぁ。
イズミユキ:ふむ……。
少しだけ考え込む。せっかく本人がやる気になっているなら、友人としてそれに応えたい。結論はすぐに出た。
イズミユキ:じゃあ、何かリプレイ化前提のシナリオ用意しようか?
だみ:え、まじで? いいのかい?
イズミユキ:うん、いいよ。私も最近はPLの機会が多かったし、そろそろ新しい作品も書きたかったし。
だみ:ありがたい……じゃあちょっと頼むわ。
イズミユキ:了解だよ。
そんな約束の後、シナリオのネタ出しに入った私に天啓が舞い降りたのだ。
イズミユキ:そうだ、前に書くだけ書いてお蔵入りになった単発シナリオ……我ながら良い出来だったし、あれを
原案のタイトルは『Aubade Mélodie《オーバード・メロディー》』。意訳すれば『夜明けの旋律』か。だったら――。
パソコン内のTRPG用フォルダに、新たに単発シナリオ用のフォルダを追加する。シナリオタイトルは――。
『
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