ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ〜扉子と空白の時〜/三上延

前巻の続きかと思ったら一気に高校生になってた扉子が出てきて驚きました。


といっても、前回出てきた大輔くんの過去のマイブックを読んでいるということで過去のストーリーですね。


雪割草が絡んだ2つの事件と扉子に友達ができた獄門島の話。

3つの話が中心です。


何年たっても変わらない二人がいい。

それにしても2021年が過去なら「現在」は何年なんだろう。

少し気になるところ。


雪割草はどちらもスッキリしないというか、イヤミスっぽい終わり方。

前編は未解決だし、それは後編で解決されるんだけど犯人がねー好きになれん。

嫌なやつーって犯人だから当たり前か。

ある意味嫌な後味残してるのが、イヤミスとしてはすごいし、面白かった。


智恵子さんも出てきたし、これから「現在」の話になっていくのかな?

栞子さんそっくりの扉子の成長も見ていきたいなと思いました。

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