傲慢と善良/辻村深月
辻村深月さんの恋愛小説ってことで楽しみにしてたんだけど、やっぱり辻村深月さんらしさにあふれる小説でした。
何というか本当コンプレックスを書くのがうまい。
元カノを引きずってた架の気持ちもわかるし真美の恋愛経験のなさに対しての気持ちもわかる。
こういう心の底の言葉にしずらいドロドロした気持ちも、どうしてこうも的確に表現できるのだろう。
青空と逃げるや島はぼくらととのリンクもあって、辻村深月ファンとしては嬉しい作品でした。
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