音
(今日はやたらと騒がしいな)
ガガガガァ〜
近くでは道路の補修工事をしていた。
男は音の内容までは把握出来るレベルには至っていなかったが、強弱などは分かる様になっていた。
夕方には工事も終わり
(やっと静かになりやがった)
「今日は外が騒がしかったね。」
(ん?何だ?この快楽にも似た音は?)
その音は男にとって、この上なく心地の良いものだった
「どっくん、どっくん」
(ふぁ〜また眠くなってきちまったぜ!)
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