至福の時

「ねぇ〜ねぇ〜。今笑わなかった?」


「そうかなぁ〜?」


「むにゃむにゃ」

(この環境にもだいぶ慣れてきたな!。そろそろあれだろ?今の俺にとっちゃ最高に気分が良い時間だぜ)


ちゃぷんっ


「ねぇ〜この子の顔を見てみて。とても気持ちよさそうよ。」


「まだ首がすわってないから、風呂に入れるのも一苦労だな」


にたぁ〜

(ふぅ〜最高に気持ちいいぜ。まじで天国だなこりゃ)


その時


ぴちゃ!


「ぎゃ〜ぎゃ〜」

(なんだかんだ!!急に何か降ってきやがったぞ!!むむ!息が苦しいじゃねぇ〜か!」


「ごめんごめん!お顔に水がかかっちゃったね」


「こほっこほっ」

(げほっげほっ!危ねぇ〜天国でもう一回死ぬとこだったぜ)


それからも多少は死にかけたりしたが、


まだ何も理解出来ていない男は


(まじで、ここは天国だな)


と、思うのであった。

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