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目だけが世界を映す。小さな部屋。小さな窓。

目だけが世界を映す。朝の白い光。朝の慌ただしいメモ。

目だけが世界を映す。昼のラップがかけられたパン。昼のスマホ画面の過ぎるだけの時刻。

目だけが世界を映す。夜の真っ暗な部屋。夜のご飯を呼びに来る家族に返事すら声が出ない。

目だけが世界を映す。SNSに広がる膨大な情報量。SNSに僕しかいないアカウント。

目だけが世界を映す。目だけでは何も分からないのに。

今日も床には紙コップと昨日の薬の跡が残っている。

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