宿題を頼まれるようになって2ヶ月が経過したある日、いつも宿題を僕に押し付けてくるA子に告白してみた。毎日のように宿題押し付けてくるんだからよっぽど僕と話したいに違いない。告白の成功を確信していた。しかし答えはノー。「何故！？こんなイケメンな顔で頭も良いんだよ？何でこの俺が振られるの？」そんな気持ちで頭がいっぱいだった。

振られてからはA子は宿題を押し付けてこなくなったのだが僕は変わらず見かけたら手を振っていた。手を振っても無視されることが多かった。「嫌われた？何故？」そんなことを思ってるうちにA子からラインブロックされてることに気付いた。最初は落ち込んだが後で

「手を振っても無視されるのもラインブロックも照れ隠しなんだろう。」ということに気付いた。もう！ほんとにツンデレだなぁ。僕の事好きなくせに。

そう思うとA子の事がますますかわいく思えてきた。