第四話 機械化部隊と魔法少女


訓練した。

まぁ、、あれだ、、スーツ着てての訓練、、あまり意味ないかも、、

一人居りゃー十分なほどの戦力だからね、こっちじゃ。


でも、

知らない間に子どもたちがビルの前の何も植わってない前庭?広場?に、機械化部隊を作ってしまっていた。ジープとか戦車とか乗り回しているし、、

飛行場作いるか?、、絶対奴等戦闘機出すだろ?

まぁ、無限軌道(キャタピラ)の戦車ってのは男子のロマンなのは、、世界が違っても一緒なんだなぁ?


ちなみに男子達のお気に入りはティーガー1,2。この世界じゃIV号戦車で十分だぞ?

エネルギーは魔法、燃料切れにはなりません。砲弾は魔法、弾切れにはなりませんw

俺らが単体で戦ったほうがよほど効率いいんだが。

まぁ趣味だからな?




で、子どもたちが居た街以外にも近隣の街も毎日てきとーに見回り、ろくでもない者たちがいたら、悪党だろうが領主の手下だろうが破壊した。

一朗太もそうだが、子ども達も手加減を知らない。「意味ないだろ?」とのこと。無限に近い魔力だからねー。

なので、一発殴られただけでも騎士ぐらいなら爆散し、残るのは手首や足首からの先くらいだ。


ちなみに、

「魔獣や猛獣でも、食えるモノは優しく狩るぞ?」とのこと。

まぁ当然といえば当然だろう。

食える魔獣の方が、騎士どもより万倍も価値がある。

(子ども達は凶暴な騎士しか見たこと無いので、騎士が悪だと染み付いている。)



「今日は戦車で行っていい?」達也。マッサマンJr部隊のリーダー。

戦車は一人で動かせる。魔法での操縦だから。だから砲など速射砲並に連発できる。

ちなみに88mm砲だが、威力は実質200mmとかあるんじゃね?

小山が吹っ飛ぶんだよね一撃で。なので間違って王城に着弾したら消し飛ぶよ?

有効射程はなんか「見える範囲全部」だそうだ達也に言わせると。

目標を見るだけで撃破する、と得意げな達也。

ねらわなきゃ、どれだけ飛ぶんだろう?


「んじゃ、3人でな。」と許可出す。

乗っ取ろうと、誰かが中に入ろうとしても入れない。悪意を持って入ろうとしたら死ぬ。悪意が無い場合、入れないだけ。車両運転者の善意の許可があってはじめて他者が車内に入れる。

勿論毒や火炎なども効かない。水没しても大丈ぶ、全てスーツを基準にした魔法がかかっている。


もう一台一台に面倒なんで、

「子どもたちが出した武器類、装備類、衣服類は全てスーツ同様の魔法を付与」

とした。なので敷地内でしか子供達は物を生み出せないので、全てに付与される。食い物とかは関係ない。



「「「では行ってまいります!!」」」達也たち。

戦車兵の服装しているよ、、

ティガー1が3台、キュラキュラと無限軌道の音を立てながら飛んでいくのはシュールだ。

街道にでるまで道が無いからねw



女の子2人は、他の街に見回りにでるという。

魔法少女の身なりで。完全装備で!


もうこいつら完全にマッサマンじゃねーよね?

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