第167話アンティークドール

彼女はアンティークドールが大好きだった

彼女がいうには

「髪が伸びたり涙を流したりするのは愛情が伝わった証拠

なにも怖がることは無い」

らしい

そんな彼女は刺されて殺された

完璧に密室になった自分の部屋で

血に濡れたナイフを持つアンティークドールを抱きながら

目に涙を浮かべて

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る