第165話 撲殺魔
鈍い色のハンマーが俺を呼ぶ
骨の折れる音
肉の潰れる感触
吹き出す血液
漏れる悲鳴
命乞いの涙
全てが魅力的
楽しむためにできるだけ長い時間をかける
そんな俺が捕まってしまうのも時間の問題
なら最後にやることは決まっている
俺はハンマーを自分の足に振り下ろす
五感全てが響き会う
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