第3話 ゴミ捨て場のぬいぐるみ

仕事帰り薄暗い住宅街を歩いて家路を急ぐ

ふとゴミ捨て場を見る

そこには猫のぬいぐるみが捨てられていた

「もうお前の出番も終わりなんだな、お疲れさん」

そう呟き家に帰ろうと前を見た時、少女がそれを持ち去った


何も言えなかった


あの少女透けてて抱き抱えるぬいぐるみと目が合ったもの

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