異世界転生系小説

 近頃流行の『異世界転移』もしくは『異世界転生』小説。数多く書籍化されているけれど、行き詰まる作品が多くない? 多いよね?


 大雑把なストーリー展開は交通事故や病気で亡くなった主人公がテレポートなり生まれ変わるなりで異世界で生きてゆくことになり、われわれが生きている世界(以下『現実世界』と記す)の知識を使って有利な立場で過ごしてゆく……みたいな感じ。


 まぁ「なんで日本語が通ずる」とか「良く受け入れられたな」とか思うのはさておき、ストーリーが進むにつれ主人公の優位さが薄れ、異世界に馴染むと話が行き詰まる様に思う。


 話が行き詰れば読者は離れる。とうぜん続巻は発行されなくなり、最終的には未完のまま打ち切りもしくは発行されても入手し辛くなったりで御終い。


 ……てなわけで、終わりが見えない異世界転移物はよー書けんのです。

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