第1話『全ての終わり』
…
……
「お…お前は…何者だ…」
とある老人が若者にそう問いただした。
「黒衣命だ」
黒いコートを着た少年はそう答えた。
その老人と黒いコートを着た少年の周りには戦艦が瓦礫のように転がっており、さらには数多の死骸が転がっていた。
…
……
そうそれはラグナロクの終焉を告げるのと同時に人間が異界の者達に圧勝し、完膚なきまでに潰し征服した瞬間でもあった。
「俺は平和な世界を作りたい。」
その少年は老人にそう言った。
老人はただただその言葉を聞き、そしてこう解答した。
「そうか…」
これは全ての終わりにして全ての始まりの序章であった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます