第十二話(04)への応援コメント
十二話目も楽しませていただきました。ありがとうございます。
ユイグとドリスの関係が良いですねぇ。人間の興味で生み出されたユイグが、ドリスに愛されていて良かったです。
次の街を目指して連れられていく鹿の親子がどうなるのか、ちょっと心配になりました。次の町に行けても仲間がいる確率はすごく低いですよね……。
それにしても、この街の人たちはすごいです。食料難になりそうなご時世なのに、集めていた動物たちを最後まで世話するなんて、本当に動物好きな人たちなんですね。
最後のユイグとドリスの姿が、胸にじんと来ました。消えゆく街というのは寂しいものですね。
作者からの返信
保紫さん、読んでいただき、ありがとうございます。
あまり動物を出せない世界なのですが、動物と人間の関係を描けてよかったです。
いろいろとうまくいかない世界であり、また街も永遠ではないのですが、それでも生きていく命が描けたようで嬉しいです。
第十一話(04)への応援コメント
面白そうな人物が登場してきましたね。画家さん!
真っ暗な中で絵を描いているシーンは、ドキドキしながら読んでいました。
カリーナの絵が出来上がった時、私もこの絵を見ている気持ちになりました。とても素敵な絵だったでしょうね。依頼主のお父さんの悲しみが、少し癒されたんじゃないかなと思います。他の街の絵が高く売れる、ということには納得でした。
今回も楽しませていただきました! ありがとうございました。
作者からの返信
保紫さん、感想ありがとうございます。新しい旅人のお話でした。
他の街の絵が高く売れるといった、この小説全体の文化といったものを書きたいなと思いつつも、途中ホラーっぽくなっていったので、大丈夫かな……と思いながら書いていました。
更新は遅いのですが、この画家さんの別の話も色々考えています。またどこかで登場します。お待ちいただければと思います。
第八話(06)への応援コメント
とても引き込まれるお話でした。一座の明るくて賑やかで、少しかしましい様子も、目の前にあるように感じることが出来ました。ハウクトの語る物語も、面白かったです。彼の持つ不思議な雰囲気に惹かれるカラスの気持ちも分かります。一座の人(ハウクトの周りの人)も、親切で良い人! なんだか安堵を覚えました。
最後は、ちょっと驚いてしまいました。カラスってもしかして、私が想像しているより若いのかしら……! 勝手な思い込みをしていたのかもしれません。
今夜も、楽しませていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
保紫さん、感想ありがとうございます。
第八話の雰囲気は、私も特に気に入っています。世界観的に、暗くて静かな雰囲気のお話が多くなりがちですが、このお話では賑やかさや派手さも書けて楽しかったです。
カラスは若いですね。十五歳で、エピと同じ年齢です。
ただ彼女の持っている手記は、エピがもうどこかの交換屋に出してしまった過去のものです。
第七話(05)への応援コメント
白銀の髪なんて綺麗だなぁと思いますが、町中の殆どの人に怖がられちゃって悲しいですね。でも、ノノが平気で良かったです。ノノ、可愛いです。
助けているのに、頑なに怖がられると辛いですね。町の人もすごいですね……それだけあの赤い実を信仰していたのですね。町に旅人があまり来なくて孤立しがちな場所というのも、影響していそうですね。
今回も楽しませていただきました。
ありがとうございます。
作者からの返信
真っ暗闇の世界で、文化や文明の全てが決して共通しているわけではなく、独自の信仰があったり閉鎖的だったり情報不足な街もありますね。
カラスの容姿が街の人々にとって「未知=得体のしれないもの(知識・情報が一つもない)」だったり、赤い実のことだったり、世界が全て繋がっていれば情報があったものの、この世界だからこそ起こったことを書きたいお話でした。
新しい主人公のお話でしたが、楽しんでもらえて嬉しいです。ありがとうございました!
第六話(04)への応援コメント
デューゴは幽霊とか怪奇現象が苦手なんですね。いつもは強気なのに可愛いなと思いました。窓から屋敷へ人が入っていくのを見た時にエピがデューゴを思わず起こしちゃうのは、エピがデューゴを、初めて出会って助けた時よりは、気持ち的に近しく感じ始めているからかなと、思ったり。
お屋敷の中の丁寧な描写のお陰で、夜のお忍びが楽しめました。呪いの声の正体にも驚きましたが、それを町の皆に知らせずそっとしておいて町を去るというのも、エピらしいですね。
今夜も楽しませていただきました。
ありがとうございます。
作者からの返信
デューゴは意外と怖がりだったり、エピはちょっと子供っぽいところもありますね。けれどもエピについては旅に慣れているので、今回のことをはじめとして、どうしたらいいかというのをすぐに判断出来たり、旅人なので少しドライだったりシビアだったりするところもあるのかと思います。
感想ありがとうございました!
第四話(09)への応援コメント
第四話、楽しませていただきました。
町規模で移動するのは大変ですね。皆が協力的なのがすごいと思いました。一つの町として孤立している状態だから、団結力も高くなるのでしょうね。受け入れる町も住居やら食料やら大変だろうなと心配していましたが、次の町に皆が(おそらく)辿り着けなかったとなった時には、旅は厳しいし仕方ないけれども悲しいことだなぁと、しんみりした気持ちになりました。最後尾から星油ランタンの光が静かに暗闇に呑まれていく様は、どうあがいても逃げられない絶望感がするりと隣に忍び込むような怖さがありますね。エピがデューゴを見つけてくれて、本当に良かったです。
デューゴの旅慣れていない描写も丁寧にされていて、これまでエピの話を読んできたため、これからエピにいろいろ教えてもらうんだよと、なんだか先輩気分になっちゃいました。これからの若い二人の旅に、どうか光がありますように。
作者からの返信
保紫さん、こんにちは。
第四話も読んでいただき、ありがとうございます。
主人公が変わり、雰囲気も変わったお話ですが、楽しんでいただけたようで嬉しく思います。星灯り世界は全体的に優しい雰囲気なのですが、第四話では厳しいところや、エピの話ではなかった旅の危険を書きました。
これからはエピとデューゴで旅をしていきます。二人がどんな旅をしていくのか、またデューゴがどう成長していくのか、楽しみにしていただければと思います。
主な登場人物(2022/07/16更新)への応援コメント
わかりやすかったです。
第十五話(05)への応援コメント
第十五話エピローグとてもとても素敵でした!
アーディさんが夢見た場所を旅した人に出会えたこと、旅人さんも信じて喜んでくれる人に出会えたこと、よかったです。
そして、アーディさんの中でのジェラームに会った出来事が大きかったんだなというの垣間見れて、とてもあたたかい気持ちになりました。
作者からの返信
読んでいただき、ありがとうございました!
「嘘吐きの旅人」や「真っ暗な世界だから詳しいことは誰にもわからない」といったことは以前からぼんやり考えていた話で、楽しんでいただけたようで何よりです。