第7話 初登校と駄犬の苦情
サボってしまった魔法学校に連絡を入れてみる
転居の雑務で連絡出来なかったと言い訳したら何とかなった
翌日からの登校を約束して戻る
その日午後は夜まで家の片付けに終始した、なおディーンさんは1日中近所の子供の玩具になっていた模様
翌日、魔法学校に初登校
適当に挨拶を済ませた後、授業を受ける…特に学ぶことが無かったのは内緒
父上の教えがどれだけレベルの高いものか理解できた程度のつまらない時間が殆ど、例外は錬金術の授業だった。
父上が元々苦手だったらしく基礎の座学しか教わっていなかった為、応用や実験はかなり楽しめた
クラスメイトとの交流は控え目にしておいた、貴族が多くて関わりたくなかったから…気さくな人間もいるみたいだが貴族にはいい思い出が無いんでね
…グランザ帝国の出身者から話しかけられた時は流石に警戒したっけ、今の姿ならバレはしないと思うが…
放課後にお貴族様(笑)数人から呼び出しを食らう、「立場はわきまえる様に」らしい
どうも先日の呪いの家の購入と除霊の件が耳に入ったらしく調子に乗らない様、釘を刺しに来たとか…マンドクセ( ゚д゚)、ペッ
…本音は唾吐きたいが自宅買ったばかりなのに揉め事は御免なので適当に下手に出ておく、ディーンにも手出ししない様注意しないとなぁ
「わかればいいのだ(のよ)アハハハッ」
殴りたい、この笑顔
まあ金銭要求されないだけマシと思おう
学校は週休3日でかなり時間がとれる為家の片付けも早く終わったのだが、その間【妖怪食っちゃ寝】と化してたうちの狼犬さんから念話で苦情が来た
『暇だー狩りに連れてけーアオーン!!』
近所迷惑なんで遠吠えやめて下さい、お願いします。
しゃーない、ダンジョン行ってみっか
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