第7話 ランキングについて思うこと

 ランキング上位に食い込めれば、結構な宣伝になりそうですよね。


 グーグルだったかな?検索エンジン運営大手の発表によると、検索結果の一覧で実際に見てもらえるのは3ページ目までなんだそうです。


 ネット検索して1ページ目で目的の情報らしきものがヒットしていないと、検索結果の一番下の「次のページ」とかをクリックしますよね?

 ほとんどのネット利用者は「次のページ」をクリックしないか、クリックしたとしても2回までしかクリックせず、3ページ目までに表示されない情報がネット利用者の目に触れるチャンスはということです。


 カクヨムでも同じだと断言できるわけではありませんが、同じネットを利用する人間なわけですから傾向としてはほぼ同じと考えていいでしょう。

 何かを検索して3ページ目までに表示して貰えない作品が読者の目に触れる機会は、せいぜいトップページに「新着小説」と「新着おすすめレビュー」が載った直後だけということになります。これはなるべく更新頻度を上げた方が良いという根拠の一つにもなりますね。


 ランキングだと上位3ページ目まで……つまり300位以内にならなければ、読者の目に触れる可能性はほぼ無いと考えていいということです。

 

 もっとも、条件付き検索とかで上位に来る可能性は無いわけではありませんが、しかしそのルートでの読者の獲得を目指すのはかなり狭き門だといって良いでしょう。人気のあるジャンルや条件は当然ながら競争率が激しいので、ニッチなニーズに対応しなければ条件付き検索で上位に来ることは無いと考えていいはずです。


 ランキング300位以内というのも私のような泡沫アマチュア作家には難しいですね。

 拙著だと『異世界考察』が一番成績良くて6位に入ったことがあります……もっとも、競争率の低い部門でしたので大した人気が無くても注目を集められればある程度上がりやすいというのはあったでしょう。

 あとは『ヴァーチャリア』と『竹桃取太物郎語』が日間ランキングでそれぞれ1回ずつ300位以内に入ったことがあるくらいです。異世界ファンタジー部門は競争率が激しいので星をいくつか貰った程度では300位以内なんて入れないんですよね。さらに言うと継続的に300位以内をキープ出来ていない時点でランキングによる宣伝効果はたかが知れていると言っていいような気はします。ランキングが上がるのは素直にうれしいんですけどね。


 このランキングですけど、自分の作品が今どの部門のランキングで何位なのか、一発で分かる様に表示して貰えないもんですかね?

 一応、週間ランキングはランクインしたりランクが上昇すると通知が来るんですけど、ランクダウンしたりランキングが前日と同じだったり、あるいはランキングから落ちたりしても通知は来ないし、週間以外のランキングに関してはどうなろうと通知が来ない……だから知ろうと思ったら自分で探しに行かなきゃいけないんだけど、月間ランキングとかで星もBMも増えないまま時間が経つと4000~5000位くらいまで落ちちゃうんで探すの大変なんですよ。しかも他の人が一挙に大量にランキングから落ちたりするんで、星数もBM数もPV数も変わらないままなのに1日で300位以上平気で上下するんです。

 そこまで気にする必要ないでしょっていうのも分かることは分るんですが……一度記録をつけ始めると継続したくなっちゃうのもまた事実(私は自分の主だった作品の成績を毎日記録してます)。


 カクヨム運営さん、ここを読んでるとは思わないけど、ランキングが分かるような機能を実装していただけないものでしょうか?

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