晴れの日ばかりじゃないけれど
もし毎日が
雲さえない晴れの日ばかりだったら
どんなに青空が美しくても
それが当たり前になってしまうだろう
雨の日
雨粒は乾いた地面に沁み込んで潤していく
癒しの水、生命の水
それでも灰色雲ばかりじゃ心は沈む
晴れの日ばかりじゃないけれど
だからこそ、それぞれの意味を
わたしに思い出させてくれる
世界というものの不思議
この
いちにち、いちにち
晴れの日ばかりじゃないけれど
晴れの日ばかりじゃないからこそ
慈しみながら生きていこう
抱きしめるように生きていこう
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