エール

どうして、と運命というものに

問いかけたくなる日がある

逃げ場のない苦しみ

身体という檻に閉じ込められている心


人は強くばかりはいられないから

そんな時は

泣けるなら泣こう

喚いて叫んでもいい


そうして吐き出すことで

明日の力をたくわえる



押したり引いたりしながら

日々を生きている

涙のあとの笑顔を信じて

折れた気持ちをまた繋ぎ合わせる


人は美しくばかりいられないけど

それでもいい

みっともなくとも

足掻き続けよう


泣き腫らした目は勲章

きっと明日の力になる


必ず明日を生きる力になる

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