第99話 100話記念ハーレム回その1

今回と次回エロです。

ハーレムやり放題です。

99回記念サービス。

苦手な方は跳ばしてもOK。

ホントにサービスになってるのか?

まあこういうのもタマにならいいかなと。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


ハチ子は特訓中。

槍の訓練。

以前の木の槍が切られてしまったのだ。

ベオグレイドで柄の部分まで金属製の槍を買って来た。

御殿の2階は謁見の間になっている。

客が来てない時は広い空間だ。

そこで槍を振り回している。


「あのだな…ショウマ王。

 その、あまり熱のこもった目で見つめないで欲しいのだ」


ショウマが見学しているのだ。 

ショウマのリクエストにより、ハチ子は鎖帷子のみのスタイル。

上に胸当てやアーマーも付けていない。

さらに下にアンダーウェアも無しである。

鎖帷子に透けてハチ子の白い肌が見えるのだ。


その状態でハチ子は槍を振っている。

上段から振り下ろし、下段から突き上げる。

突きを連続で繰り出して見せる。


「んー、

 ここから見られると気になる?

 じゃ、後ろに行くよ」


と言ってショウマはハチ子の真横から後ろに廻る。

いや、横からがイヤで後ろならいいと言う問題では。


ハチ子はしかたなく練習を続ける。

槍を右手で横凪ぎに、左手に持ち替えて今度は下を払う。

以前の物より重い槍。

槍に振り回されない様にしないと。


ショウマは飽きずハチ子を眺める。

高い足が上がり、身体がしなやかに躍動する。

ハチ子が動くたび、金色の髪が揺れる。


「ううっ」


ハチ子は視線を感じる。

ショウマ王の顔が見えてる時も落ち着かなかった。

後ろに廻って顔が見えなくなってさらに落ち着かない。

顔こそ見えてないがショウマ王の視線はバリバリに感じているのだ。


一通り型はこなした。

今日はここまでにしようか。

そう思うハチ子。


「フゥー」

手で汗に濡れた髪をかき上げる。


「汗かいてるね。

 ハチ子」

ショウマはタオルを持ってハチ子の汗を拭う。


「うわっ、ショウマ王。

 畏れ多いといいますか。

 止めてください

 自分は今汗クサイですし」

「僕は気にならないよー」


「…そうですか…

 気にならないですか。

 でしたらっ」


えっ、アレと思う間もなく、ショウマの身体は横に寝かされている。

上からハチ子がショウマの上にまたがっているのだ。


「ショウマ王、ワタシをその気にさせましたな」


ハチ子の目が爛々と光っている。

獲物を狙う獣の目になってるのだ。

逆にショウマの方は。

今から僕どうなっちゃうの?

襲われる仔ウサギのような気分。


「分かった、ハチ子。

 3階行こうよ、3階」


3階にはショウマの寝室が有る。

そこには誰も入ってこない。

今居るのは2階。

誰が通ってもおかしくない。


「フフフ、何を言われる。

 あんなに熱いマナザシで見つめておいて。

 先ほどまでは練習中だからと必死でガマンしていました。

 ワタシはもう待てません」


ハチ子が鎖帷子を脱ぐ。

透けて見える肌もエロかった。

でも邪魔するものが何もなくなった素肌はさらに魅力的だ。 


「ほら今も熱い目でワタシを見ておられる」

「うん。キレイだから。

 ハチ子の身体、見ずにはいられないよ」


「…!

 ショウマ王、愛している」


ハチ子が身を寄せてくる。

ショウマの上半身に覆いかぶさる。

ショウマの胸元にピッタリと胸が寄せられ形の良いバストが崩れる。

ハチ子の顔がショウマに重なる。

カタン。

何か音がしたような気がするけど、ショウマはもうそんな事を気にしていられない。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「ハチ美

 お風呂試してみてよ」

「はい。ショウマ王」


お風呂場である。

木の湯舟。

魔導具風呂。

最初は薪で沸かしていた。

それしか亜人の村には無い。

だけど薪に着火するのが手間だし火加減も難しい。

お金には余裕が有る。

お風呂用サイズの魔道具給湯機買って来た。

初使用なのだ。


「いえ、いくらなんでも。

 王に体を洗ってもらう訳には…」

「えー、僕も軽く汗流したいもの」


「私は王の臣下です。

 私が王の体を洗うなら…」

「後で僕も洗ってもらうよ。

 いいからハチ美は両手を上げて」


「ああっ、ショウマ王」


ハチ子はタオルだけ身体に巻き付けている。

両手をバンザイしてる。

王の命令に逆らう訳にはいかない。


ハチ美は体をビクンと跳ね上げる。

タオルで洗うのかと思ったら、王は両手に石鹸を付けている。

その両手が直接ハチ子の身体を撫ぜ廻す。

思わず手を下げ、身体を覆ってしまうハチ美。


「ダメだよ。

 全身洗うんだから。

 ちゃんと手を上げていて」

「は、はいっ」


ショウマ王の手がハチ美の全身を這いまわる。

身体を覆っていたタオルはとっくに下に落ちている。

全身が恐ろしく敏感になってる気がする。

胸の下部、汗が溜まりやすい。

そこもショウマ王の指が洗ってくれる。

ハチ美は手を上げたまま、直立姿勢。

なんだか力が入らない。

しゃがみこんでしまいそう。

ダメよ。

そんなだらしないところをショウマ王に見せられない。

ハチ美はなんとか足に力を入れる。

その足にもショウマ王の手が伸びてくる。

腿を左手が洗い、右手が腰に回される。

あっ、そこは。

女子の一番、繊細な部分。

そこだけは。


「ショウマ王。

 そこは自分で洗います」

「ううん。

 大丈夫、洗ってあげる」


ショウマ王はニコニコとハチ美に笑いかける。

分かってるくせに。

ショウマ王は優しい。

だけど時々ハチ美にイジワルだ。


ショウマ王の手が足の合わせ目に伸びる。

優しく柔らかく時に強く繊細にかつ強引に指が動く。

ハチ美はもう立っていられない。

王の肩に手を置く。

王の身体に抱き着いてなんとか倒れずにいる。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「ロリカスクワマタですよ。ご主人様」

「何それ。

 ロリでカスなの」


「鎧の名称ですよ。 ロリカスクワマタ。lorica squamataです」


みみっくちゃんが買って来たのだ。

ベオグレイドの武器屋で。

他の従魔少女は防具買い替えてるが、みみっくちゃんだけヘルメットしか買ってない。

好きなの買っていいよ。

そう言ったら買って来た。

謎の鎧。

革の下地に胴らしき金属の小片が貼り合わせてある。

いわゆるスケイルアーマー。

その別称らしい。


「へー。

 いいじゃない」


みみっくちゃんは小柄な体格。

普通に売ってる鎧だと大分大きい。


「イチゴちゃん達に少し改造してもらったですよ」


貫頭衣だった鎧をワンピース風にしている。

足まで覆って、腰の辺りにはベルト。

なかなか可愛らしいし、ちゃんと防御力も有りそう。


みみっくちゃんがクルリと廻って見せる。

ワンピースの裾がフワリと浮き上がる。

洋服のショーみたい。


「えいっ」


ついスカートめくりしてみるショウマ。

ワンピースの裾がハタめいてたら捲り上げてみたくなるよね。


「なな、な、なんばしよっとですか」

慌てて裾を降ろすみみっくちゃん。

なんで博多弁。


「僕、その下着見た事無いよ。

 下着も買って来たんだ」

ピンクの下着。

リボンが付いてるような子供っぽいのじゃない。

花のようなレースが入り、サイドは透けて見える。

わりとアダルティー。


「!!!!!

 ご主人様、以前にも言いましたですよ。従魔師と従魔少女と言えど礼儀と言うモノは必要です」


「みみっくちゃん、年頃の少女ですよ。

 デリカシーに欠ける発言は禁止です」


「えーっ。

 もちろん好きな服買っていいけどさ。

 買うなら僕も行って僕好みのモノも一緒に買って欲しいじゃん」

「大丈夫です。ご主人様が好きそうなのも買って有りますですよ。

 ヒモパンから、キャミソール、ガーターベルトにビスチェまで幾つか買ってるですよ」


「!それって他の子達のも」

ハチ子ハチ美がガーダーベルト付けたら!


「だから、デリカシーに欠けてます」

みみっくちゃんがジト目になってる。


「ご主人様、今ハチ子ハチ美の下着姿想像したですね。顔がえっちになってました。

 みみっくちゃんを前にして、言動が雑過ぎますですよ」


「もちろん、みみっくちゃんのも見たい。

 見たくて夜眠れない。

 夜眠れないから、今見よう」


寝室にみみっくちゃんを連れて行くショウマ。

御殿はショウマの寝室と少女達の寝室を分けてる。

ショウマのベッドは二人で丁度良いダブルベッドなのだ。


「え、え、え、ご主人様ー」

ショウマにズルズル引きずられていくみみっくちゃん。

普段重いモノなんて持てないとか言ってるくせに、こんな時には謎の力が出るショウマだ。


ベッドの上に下着をズラリと並べている。

みみっくちゃんは替わりばんこに着替えているのだ。

洋服ショーから下着ショーになった。


「ううー、着替えシーンまで見ないでくださいですよ。ご主人様えっちすぎです」

今はイエローのキャミソール。

セクシーというよりはスポーティー。

下もイエローのショーツ。


「うん、カワイイカワイイ。

 これなら表歩いてもおかしくないんじゃない」

「なに言い出してるですか。こんな格好で表歩いたら露出狂ですよ。みみっくちゃんかよわい美少女ですよ。変態ヤローに襲われちゃいますよ」


「それともあれですか。みみっくちゃんに露出させて恥ずかしがるみみっくちゃんを見て喜ぶプレイですか。シュミですか。さすがご主人様奥が深いです」

「うん。

 それもいいかも」


「わー、ウソです。ジョーダンです。みみっくちゃんホントウにさせられそうで怖いですよ。ムリですからね。絶対イヤですよ。みみっくちゃんはそんなプレイに応えられないです」

「とは言うけど、こんなのも買ってきてるじゃない」


ショウマが取り上げたのはビックリするくらい布地面積の少ない下着。

Tバックというかヒモパンというか。


「それはご主人様しか見ないと思ってるからですよ。えっちなご主人様が喜ぶと思ってのサービスです」

「うん、喜ぶ喜ぶ。

 だから次はこれ着けてみて」


「ええーっ。まだ明るいですよ。昼間ですよ。それはさすがに暗いところでないとムリなヤツだとみみっくちゃん思うですよ」

「なに言ってんの。

 僕にだけ見られるんならいいんでしょ。

 大丈夫、僕しかいないよ」


「ううー、やっぱりご主人様はえっちです」


まだまだ下着ショーは終わりそうに無い。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


ケロ子の革鎧はカッコいい。

なんせ、身体のフォルムが出るのだ。

彼女は胸が大きい。

ドーン。

迫力のバストである。

ウエストは締まって、ヒップは高く突き出てる。


一緒に村を歩いてるショウマもつい触ってみたくなるというモノ。

辺りに村人がいないのを確認する。

ケロ子の腰の辺りに手を回し抱き寄せる。

薄手とはいえ革鎧。

肌の柔らかい感触は伝わってこないけど。

それでも彼女の身体に触れるだけで幸せになれる。


「ショウマさまっ。

 あの…

 表じゃダメですっ」

ケロ子が恥ずかしがる。

健康そうなほっぺが赤く染まる。


ショウマの手は抱き寄せただけじゃなく、彼女のいろんなところを這い回ったりしてるのだ。


「えー、

 駄目なの?」

ショウマがちょっと哀しい顔をして見せる。

とケロ子はアタフタするのだ。


「いやっ。

 ダメじゃないですっ。

 ダメじゃないですけどっ…

 恥ずかしいですっ」

「そっかー。

 ケロ子に恥ずかしい思いはさせられないね」


ホっとした様子のケロ子。

ショウマは言葉を続ける。


「それじゃ、

 ケロ子からキスしてよ。

 そうしたらやめる」


最近のショウマのお気に入りなのだ。

ケロ子からキスしてもらう。


「ええっ!

 は、はいっ。

 やりますっ」


頬を赤らめたケロ子が近付いてくる。

タコさんみたいに口を突き出してる。

目を閉じてショウマの口に突き出した唇を寄せる。

柔らかい感触をショウマは楽しむ。

そのまま、両手でケロ子の身体も抱きしめる。

ギュっと強く。

10秒以上キスしてたと思う。

手と口を離す。

約束だからね。


「あっ」

「じゃ、帰ろうか」


何故かケロ子は残念そうな顔になってる。


「…はいっ」

「急いで帰って、続きね」


「!。は、はいっ。

 ショウマさまっ」


赤らめた頬をさらに真っ赤にしたケロ子と帰路に着くショウマだ。



【次回予告】

次回もハーレム回。

大事な100回記念にこんなんしてていいのかな。

いいや。

こういうのも文章の修行。

エロは全ての原動力と言うしね。

「へへへー。アタシの仕業。ほらサツキ、聖者サマに二人でサービスしましょ」

次回、ナデシコさん大活躍。 

(ボイスイメージ:銀河万丈(神)でお読みください)

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