セミヌードだったからだめだったのか、それともセミだからだめだったのか？　突然の死がまぬがれないのはなんとなくだけども、とりあえず絵を描き続けること自体には変わりはないあたり、やはりその人の趣味を色濃く感じます。
　少女を勝手に描くという具合でしか無いので、それを考えると描かれるほうからしたらたまったもんじゃない気もしますが、演説が何を境にはじまったにせよ、絵の多寡ではなく、もともと少女自身もやりたいように出来ていたなら、幸いという具合です。
　絵を描くというのはわりあい、皆の好き好きなので、まあいつの時代も描いていられるのが気楽というのはありますね。