逢う、会う 『心の死、あなたの表情』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354055050257708


 すごいどうでもいい話ですが、わたしの書き物は書きミスを除けば「『会う』は直接的な会合や普通に出会うこと」で「『逢う』は性的な目的や接触をすること」です。


 会うは会うでいいんですが、逢うはえっちしていると考えていただくと、すんなり筋が通ります。レーティング避けです。


 主人公であり人称視点である抻毅しんきに対して、恋人の真季が「あなたの心の奥の本当のあなたに会いたい」と言って添い寝するシーンがありますが、抻毅の本当の自分は、彼に逢った先にあるというどうでもいい設定(※作者妄想なので公式設定ではない)です。あそこで会うのではなく逢うことで、抻毅の本当の心の奥にある部分(他者への承認欲求と自己への統一欲求が合わさって混濁した感情)に触れることができたという感じになります。


 今回は珍しく(たぶん初めて)、あらすじに本編のネタバレになる内容(夬の治療による記憶喪失)を記入しました。

 いつもはENDmarkerで話が終わり、&αでこじつけられて死んだ人間が復活したりするのですが、今回は&αになっても夬は死んだまま(外側は同じで中身が違うため、下手すると死ぬよりもひどい状態)なので、一応書いておいた方がバッドエンド感を薄められるかなという意図です。

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