第4話 ギルドと装備と仕事と仲間と…①

仕事が繁忙でまた更新が遅くなってしまいました。

すみません汗

長くなりすぎたので分割します。


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異世界へ降り立った玄人は無事1日目を生き抜き、

出会った少女【レイカ】と共に

彼女の生まれ古郷【ソルレイク】へとやってきた

モンスターやごたごたに巻き込まれながら激動の1日を終え

やっと一息つき、深い眠りに落ちたのだった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


?)もし…。


?)もし…?


ん?誰かの声がする。

誰だ?聞き覚えのあるような…。


?)聞こえているようですね。

無事1日を終えられたようで何よりです。


もしかして…神様?


自称神)久しぶりですね。

と言ってもあなたにとっては

ほんの少し前の出来事かもしれませんが。


ん?それはどういう意味ですか?


自称神)今はそれはいいです。

どうですか?異世界ライフは。


いきなりすぎて何が何やら…。

思ったよりもモンスターが弱かったとは思ったが。


自称神)それはそうです。

最初から敵が強かったら死んでしまうではないですか。


ま、まぁそうですけども。


自称神)それに、あなたは他の人間と比べて既に強いのです。

楽に勝てて当たり前です。


え、あの21ばかりのステータスで強いの⁉


自称神)基本的に同じレベルであれはステータス値は

一桁、稀に生まれる天才や神童でもどれか一つの項目が

二桁という程度です。


マジですか!

そう考えたらめちゃめちゃ強いな…。

ありがとう神様!!


自称神)喜んでもらえたら何よりです。

ただし、ここからはあなた自身が怠ければ負けてしまう事もあるでしょう。

負け=死

これは変わりません。

自らの力で強くなってください。

今強くなって損はありません。


まぁ、それはそうだよな。

頑張ります。


自称神)はい。

それでは、また会えたら会いましょう。


え?

しょっちゅう会えるんじゃ…。


自称神)…。


え、あ、ちょっと!?

神様ー?



……………

………


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

玄人Side


ハッ!!


ここは!?


昨日泊まったレイカの実家の宿だ。


…夢?


やけにリアルな夢だったような…。


それにしても今何時だ?


外は暗いが、人の気配と声が聞こえるから深夜ってわけでも無い時間か?


……グゥ。


腹減った。


まだ食堂に行けば間に合うだろうか。



玄人Side out



『コンコン。』



!?


誰だ?



?)おーい。玄人さーん?

ご飯の時間だけど起きてますー?


この声、レイカか!

まだ飯が食える時間だったか!

助かった。


玄人)レイカか。

助かった。

腹が減って死にそうだった。


レイカ)そんな大袈裟な。

さ、お父さんとお母さんも待ってるから食堂に行こ。


玄人)あぁ、そうだな。



〜食堂〜


レイカ)玄人さん連れてきたよー


レイカ母)あら、起きてたの?

物音がしないからてっきり寝てしまったのかと。


玄人)寝ていたのだが、空腹の限界で起きたら良い頃合いだった。


レイカ)死にそうなくらいお腹空いてるんだって。


レイカ父)それは良い。

ちょうど料理が完成したんだ。

はじめまして玄人さん。

レイカの父です。

さぁ、レイカを助けてくださったお礼です。

お腹いっぱい食べてください!


玄人)これは美味そうだ!

いただきます。


レイカ)?

手を合わせてどうしたの?


玄人)ん?

あぁ、これは俺の故郷で食前に行うものだ。

食べ物、命にに感謝するという事の表現だな。


レイカ)ふーん。

へんなのー。


レイカ父)いや、いい事では無いか。

食べられる事に感謝。

食べられない時を経験しての事なのかな?

食事という当たり前に感謝するというのは素敵な事だと思うよ?


玄人)そうだな。

私の祖先、先人達は満足に食えない時を過ごすことがあったそうだ。

さぁ、硬い事はこれで終いにしてこのご馳走を頂こう。


レイカ)私もお腹すいたー。


玄人)では、改めて

いただきます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


玄人)ごちそうさま。

とても美味しかった。

あのベアラットがこんなに美味しいとは、お父さんは料理が上手いのだな。


レイカ父)いやいや、素材が良かったんですよ。


レイカ)ねー。

玄人さんは明日からどうするの?


玄人)そうだな。

幸い、良い宿は確保できたからな。

呼ばれているギルドに顔を出して、仕事をしてお金を貯めて、装備を揃えて、と

まぁ普通の冒険者って感じだな。


レイカ)そうなんだ。

わからないことがあったらなんでも聞いてね?


玄人)あぁ、ありがとう。

頼りにしているよ。


レイカ母)そうだ、レイカ。

あんたまた森に行く時、玄人さんに手伝ってもらえばいいじゃないか。

腕の立つ人が居るなら安心してお使いを頼めるってもんだ。

そうだね。

報酬は、宿泊1ヶ月タダで延長ってのでどうだい?


玄人)本当か!?

1ヶ月なんて大丈夫なのか?

さすがにやりすぎでは?


レイカ母)良いんだよ。

レイカを助けて貰ったお礼も兼ねて、さ。

それにその方がレイカも安心だろ?


レイカ)すっごい安心!

よろしくお願いします玄人さん。


玄人)わかった。

そんな好条件を出して貰って受けないわけにいかないさ。

ただ、仕事の中で毎日付き合えないというのは了承してもらいたい。


レイカ母)それは勿論さね。

本業の仕事をした上で付き合ってもらうって事でお願いするよ。


玄人)わかった。

こちらこそよろしく頼むよ。

じゃあ俺は改めて寝かせてもらおうかな。


レイカ父)湯と布は部屋に持って行ったからね、そのままにしておいてくれたら明日回収しよう。


玄人)何から何まで助かる。

それでは。

おやすみ。


レイカ)おやすみー。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

玄人Side


仕事と宿と両方を手に入れてしまった。


順調すぎて流石に怖いな。


神様ありがとうございます。


さぁ明日は身の回りのものを揃えたり、忙しくなりそうだな。


あー。


疲れた


おやすみ…。


――――――――――――――――――――

こんばんはyukke21です。


またまたかなりの時間がかかってしまいました。

年末に向けて仕事の繁忙です涙


負けず挫けず頑張りますので、ぜひお付き合いください。


次回こそは街ブラ、外狩り

王道RPGをお届けしたいと思います。


それではまた次回お会いしましょう。

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