当然そうなる【座布団の舞】

 波乱の千秋楽。

 今場所、絶好調の関脇が横綱に土を付け多くの座布団が宙を舞う。

 よし、僕も投げるぞ。

 横にあった座布団を掴んで放り投げた。

「ギャン!」 

「痛っ!」

 座布団の上で寝ていたミケが転げ、テレビにかじりついていた爺ちゃんの頭に座布団がクリーンヒット。

 両方にメチャクチャ怒られた。

 チェッ


 

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