夢を叶える【始球式】

 少女たちは明日のアイドルを夢見て、日々ダンスの練習に励む。

 その中で球の投げ方を研究する一人の少女。

「莉奈、何してんの?」

「いつかやる始球式の練習」

「もう! ふざけずに練習して」


 数年後、マウンドには莉奈の弾ける笑顔があった。

 あの時、誰よりも大真面目に夢を追っていたのは彼女だったのだ。

 

 


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る