通勤電車の恋
毎朝、通勤の電車で見る彼女に恋した。
いつも笑顔の彼女に癒やされる。
友人に相談すると、とんだ高嶺の花だと笑われた。
遠くから見ることしかできずにいると、突然彼女が僕の目の前から消えた。
やけ酒の僕に友人は言う。
「あのビル取り壊されるんだって。次は看板のモデルじゃなくて現実の女にしとけ」
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