泣く子も黙る【海賊船】

 俺は海賊船の船長。

 今日も金持ちの船を襲い金品を奪う。

 そこに乗っていた美しい娘も一緒に攫ってきた。

 俺の女にしてやる。

 最初、震え上がっていた娘も、徐々に慣れて笑顔を見せるようになっていった。

 そして、現在。

「お前たち! さっさと仕事にかかりな!」

「へい。ママ!」

 堂々たる恰幅の豪快な女に。

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