【岐路に立つ】
私の人生の岐路はいつか。
有名私大に合格した日。
一流企業に就職を決めた日。
彼女に声をかけた日。
彼女との結婚を決意した日。
新居を買った日。
本社への栄転が決まった日。
いや、間違えなく今日だ。
車を走らせながら思う。
バンパーに当たった鈍い衝撃。
人を踏んだ感触。
あぁ。人生転落の音が聞こえる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます