こんな時だからこそ【一人ぼっち】

 スマホも何もかもを置いて外に出た。

 あてもなく歩いて川岸に辿り着く。


 ぽつんとひとつ置かれていたベンチに腰掛けキラキラ光る水面を見ていた。


 何もない時間が過ぎていくと同時に私の心も洗わるれよう。


 一人ぼっちの時間もなかなかに素敵だ。



「逃げても無駄ですよ!締切は明日です」


 チッ見つかったか。

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