貧乏魔術師の俺がモテモテに

作者ヒカル・マーグベル

第一章　俺は異世界に生きる魔術師となる！

第2話　ダーク・シュレイド参上！　

※構成と展開について

　良い意味で展開が早いですね。

　サクサク進んでいきます。

　このくらい短くてテンポがよいと、次も読もうかなという気にさせますね。

　異世界に来て、唯一の所持品バスタードソードに魔法を付与してもらう間に、大浴場に飛ばされる。

　こう見ると異世界に飛ばされて、大浴場に飛ばされると、２話連続して飛ばされているんですよね。

　このあたりが面白さにつながるかどうかですが、お笑いの鉄則として「同じネタは三度で飽きる」とされているので、必ず三回目で落とすのがお決まりです。

　つまり第1話、第2話で飛ばされたのだから、第3話で飛ばされそうで飛ばされなかったらオチがつくわけです。

　このあたりはテンポ重視の漫才や、コントなどと同じで、どこまで読み手の期待を高めて良い意味で裏切れるか、というのがポイントになります。

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