第15話 見習い天使が銃を撃つ その1

見習い天使はそこにいる!

作者 ゆうすけ

第15話 見習い天使が銃を撃つ その1


https://kakuyomu.jp/works/1177354054922344013/episodes/1177354055082021318



構文・誤字脱字

 今回は構文エラーや誤字脱字などはありませんでした。

 推敲お疲れさまです。




※構成と展開について

 まずは「川田さん説」で進むのですね。

 私もその三つが共通しているから睨んではいましたが。

 冒頭から感じていた「柴崎さん説」はまだ出てこないのですが、こっちが本命なのかな?

 まあ健次郎が柴崎さんに会っていたときユアはいなかったから、見えていたのかいなかったのかもわかりませんしね。

 そして今回の情報から「見えていなくても飼える」とわかったので、柴崎さんがユアを見えなくてもよくなったわけですよね。

 登場人物を絞って出しているので、このあたりの推理が簡単にできるのが本作の楽しみなところですね。

 今は「川田さん説」を追っているのですが、それも名前付き人物を絞ってあるからですしね。

 もしかしてですけど、柴崎さんが川田さんに悪魔の種を植え付けていたとして、千紘が川田さんの近くにいると「種を与えられない」ので、千紘を引き離そうと考えているのかもしれませんね。


 川田さんの残留思念に関しては、姉の結愛への未練のようなものですよね。ダンスで越えられなかった壁でしたから。ダンスをするたびに思い出しているのかもしれません。


 本作が面白いのは、ユアのかわいさと千紘のBLのほかに、こういうちょっとした推理の要素が入っているからだと思います。

 人間、知らないけどわかりそうっていう加減で興味を持ちますからね。

 だからこの先の展開がわかってしまうと台なしになりかねないのです。

 第11話のうち「悪魔を飼っている人」や「悪魔の種」という情報がユアによってここで届けられているので、この近さならまあギリギリですが先出しはありかもしれません。

 ですがサイオンジとアリスはおそらく「満月の夜」にやって来る援軍だと思うので、それは秘匿したままのほうがよかったかも。「少し面倒なことになるかもしれませんね」あたりのセリフだけにして、人間界に行く「かもしれない」あたりで止めておけばよいのかもしれませんね。



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