第14話 「あんなヤツ、置いていったほうがいいんだ」
「俺の余白を、あなたで埋めて~イケメンはSとMの隙間にいる」
作者:シー・ノ(もと楽ぎわパンダ)
第14話 「あんなヤツ、置いていったほうがいいんだ」
https://kakuyomu.jp/works/16816927860821373499/episodes/16816927861332799964
四階の非常口が閉じた瞬間、ドガッ!という音とともに小さな炎と煙が出た――泣爆弾だったんだ、やっぱり。
⇒ここは「──爆弾だったんだ、やっぱり」と「泣」は余計なのかな?
椿はそっとダウンコートの上から椿ちゃんの肩をなでた。
⇒ここはおそらく「ダウンコートの上から椿ちゃんの肩をそっとなでた。」だと思います。語順は最も誤解されない配列にしてあります。
「そっと」は「なでる」にかかります。そしてかかるものは「長いものから順に書く」のが良策なので、「ダウンコートの上から」「椿ちゃんの肩を」「そっと」が「なでた」にかかるのが最も誤解されないんです。
※ここは珍しく推敲のケアレスミスがふたつありましたね。
突貫作業ですから致し方なしです。
展開は、今回基本的に「急」で来ていて、ラスト赤い軽自動車の中で「緩」に入るのですが、もう少しスピードを落としてもよいかもしれません。
なんとか椿を取り戻せた〜〜。という安堵感に浸りたいところですね。
主人公に感情移入している読み手としては。
笑うボスの横で、井上さんのひんやりした美貌が並ぶ。可憐な赤い軽自動車が夜道をすっ飛ばしていく。
なんだか地獄の底を見た気分だ。ぐったりとバックシートに座って、急に寒気をおぼえた。
⇒この二行の文の間に空行を入れてください。
たったこの空行ひとつで、かなり「緩」に近づけられますよ。
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