できれば続きを読みたいです･･･

最近、様々な書籍で文永・弘安の役の経過を読んでみると、戦術的な動きが面白いと気づきます。対馬や壱岐の戦い、鳥飼潟の戦い、弘安の役の長門での戦い、鉄砲の実態や蒙古襲来絵巻の書き足しなど、中学・高校の授業では分からなかった人と人のドラマが魅力的です。昔と今との鉄砲の解釈の違いは面白いですね。手りゅう弾に近い火煙玉のイメージと聞いてびっくりしたものです。

鎌倉武士の集団戦法、和弓の射程距離などの言及が嬉しいです。
昔は歴史の先生が「やぁやぁわれこそは…」で個人戦を挑んだとか、具体性のないまま元寇を学んだもので、戦争の補給とか、鎌倉の戦時体制すらもスルーでした。
物語と専門書からの知識のハイブリッド、この時代を学びなおしたい身にとって本当に助かります。

誤字報告です。

簡便してくれ→勘弁

異形の衆と動乱
コレがワクワクするんだよなあ…！