第18話 黄昏の出来事にやん☆
黄昏色の夜となり まだ早い時間だというに
普通のにゃんこな人とは異なるアラシャ
二百歳とはいえ まだ若いかも知れない
にやんこ王国の王 暗黒の黒猫なアラシャ 見た目は美少年
「もう逃げられませんから 僕のアーシュさま うふふ」
「や、首すじを舐めますなアラシャ」「長いエルフのような耳も敏感でええ」
「僕の王妃様ああ きゃは」
女装姿のアシャルことアーシュのドレスを脱がしてゆきながら
大きなソフアに押し倒して好き放題 にゃん・・元気にやん
アラシャ王の黒猫耳に尻尾が大きくパタパタ!
アシャルの方は顔を赤く染め
吊り上がり気味の深紅の瞳が黒猫のアラシャを見ている
で・・
どうにか回復した長である ベットから目覚めると
家族であるファリ達が心配そうにしていた
「親父殿」ファリ 「義父さん」レーヴ
「御父様」娘のリリーシュ
十代にしか見えない可愛い水色の髪に人魚の鰓があったりする人魚娘
「義父さま」中性的な美人 手には人魚の鱗が少し ファリの妻ナギ・ナジュアリ
「ああ、すまないな」そう言ってダンデイな中年の男である長が苦笑いをした
コンコン ドアを叩く音
「失礼いたします」
白い猫耳に尻尾をピクンとさせて 淀みなくワゴンのお茶やら
気付用の軽い酒を運んで来た女官のルウ まだはメイドのルウであるある
銀髪が綺麗 きらきらりん
続いて、他の猫耳 尻尾ありな・・猫亜人ともいう
にゃんこな若い女官たちがワゴンに食事を乗せて運んできた
「大丈夫ですか長?」黒いネコ耳がピクピク 尻尾はない 美少女で王女のアリサ
「ご飯をお持ちしました ファリさん達の故郷 砂漠で獲れる砂魚の揚げたもの」
続けて女官のルウ
「ファリ様たちの故郷で獲れる珍味の産物を料理しました
やや不気味な怪物の姿煮 同じく不気味な目玉の煮込んだスープ
気弱な素人には勧められない
でも、美味で大変美味しものばかりですわ」悪意はないない 多分、ないルウ
「ルウ先輩にゃあん」冷や汗の女官たち
「まあね でも本当に素材としては悪くない にゃんこ王国の料理での味つけも
愉しみだよね」人の好いレーブの一言
他の者もコクリと頷き 案外と笑顔であった。
「他にも にゃんこ王国の料理に遠い宇宙の果ての日本料理です」
「ああ、美味しそうだ 私は大丈夫だ
アラシャ王 それから・・あ、アシャル殿は?」
「ああ、それは‥こほん」白猫な女官のルウ
「ええとね」アラシャ王の養女でアシャルの妹 アリサ王女
「アラシャ王がアシャル王妃さまこと私達のアーシュ様を
好き放題 服を脱がして押し倒している処です 夫婦の営みですわね おほほ
アラシャ王は激しいので・・おほほほ」
頬を赤く染めつつ それは嬉しそうなルウ ちょっと照れている
「あはあは」朗らかな笑顔のアリサ
「・・・・・」長 青くなって固まる 嬉しそうなリリーシュ以外も
そこに・・ドガーンン 大きな爆音と共に横壁が吹き飛ぶ
「アラシャああ!殺すわ」長いエルフのような耳 黒髪に赤い瞳の美少女
彼女は吹き飛んだ壁の向こうにいた
かなりのお怒りモード
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